バット溶接とは

バット溶接とは

アプセットバット溶接とは、金属端面同士を突き合わせて溶接する抵抗溶接の一種です。2つの部品(同断面形状)を電極に端面同士が密着するようセットし、加圧しながら低電圧・大電流を通すことで、電気抵抗により端面間に発熱が生じ溶接が行われます。

溶接の流れ

溶接の流れ
材料を電極にクランプして セットします。
材料に加圧力を加えながら 大電流を流します。
材料が加熱され、 加圧力で押し込まれます。
電流を切って 溶接完了です。

バット溶接のメリット

溶接強度が高い
母材そのものの端面全体を溶解して接合することから、端面の突き合わせ溶接の中では、最も溶接強度が得られる溶接方法です。 tig溶接などのアーク溶接による突き合わせ溶接の際に必要な、開先加工やエンドタブも不要です。
溶接時間が短い
材料に電流を流して押しこむだけなので、溶接開始から溶接完了まで、通常1~2秒(最大でも5秒程度)で完了します。
オペレーターのスキルが不要
材料をクランプして溶接ボタンを押すだけの操作で、誰でも安定して高品質な溶接が行えます。 アーク溶接のような作業者スキルは不要です。
ガス、溶接ワイヤーなどの消耗品が要らない
電気抵抗を利用した溶接方法なので、溶接に必要なものは電気だけです。 (機種によって、エアー・冷却水が必要な場合があります)

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専門情報サイト バット溶接機ソリューションナビ
東京新電機では、バット溶接機に関する専門情報サイト ‘バット溶接機 ソリューションナビ’ を運営しています。 溶接に関するお悩みを解決できる情報を多数掲載していますので、是非ご確認下さい。
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