バット溶接とは アプセットバット溶接とは、金属端面同士を突き合わせて溶接する抵抗溶接の一種です。2つの部品(同断面形状)を電極に端面同士が密着するようセットし、加圧しながら低電圧・大電流を通すことで、電気抵抗により端面間に発熱が生じ溶接が行われます。
バット溶接のメリット 溶接強度が高い 母材そのものの端面全体を溶解して接合することから、端面の突き合わせ溶接の中では、最も溶接強度が得られる溶接方法です。 tig溶接などのアーク溶接による突き合わせ溶接の際に必要な、開先加工やエンドタブも不要です。 溶接時間が短い 材料に電流を流して押しこむだけなので、溶接開始から溶接完了まで、通常1~2秒(最大でも5秒程度)で完了します。 オペレーターのスキルが不要 材料をクランプして溶接ボタンを押すだけの操作で、誰でも安定して高品質な溶接が行えます。 アーク溶接のような作業者スキルは不要です。 ガス、溶接ワイヤーなどの消耗品が要らない 電気抵抗を利用した溶接方法なので、溶接に必要なものは電気だけです。 (機種によって、エアー・冷却水が必要な場合があります)
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