FAQ
-
- 溶接がうまくできません。
- 電極と材料をご確認ください。
電極や材料にスパッタや異物が付着していたり、材料のクランプ面に黒皮や錆があったりすると、給電がうまくできずに溶接不良の原因となります。また、材料をクランプする際は端面をしっかりと突き合わせてクランプしてください。
電極板の交換や清掃をしても改善されない場合には、他の原因が考えられます。お問い合わせください。
-
- 一部のみ溶接がうまくできません。
- 温度バランス(クランプバランス)をご確認ください。
溶接時の温度バランスが崩れていると、一部分のみ溶け落ちてしまう可能性があります。取扱い説明書を参考に、電極の温度バランス調整を行ってください。(1本の材料を両側の電極でクランプし、焼鈍ボタンにて確認を行います。)※アプセットバット溶接機には、調整機能がありません。
温度バランス調整を行っても改善されない場合には、他の原因が考えられます。お問い合わせください。
-
- 溶接が終わらずに材料が溶け落ちてしまいます。
- 右側の電極(移動極)の動作をご確認ください。
溶接時に右側の電極が左方向へと移動します。この電極付近にスパッタが溜まっていたりガイド部分に異物が挟まっていたりすると、電極が移動できず電流が流れたままになってしまいます。電流が切れないので、材料が加熱され続けて溶け落ちてしまいます。
一旦材料を外して、空運転を行って動作確認をしてください。空運転や清掃をしても改善されない場合には、修理対応となります。
-
- 電源は入っているのに、溶接・焼鈍ができません。
- トランス焼損の可能性があります。
電源が入っているのにも関わらず溶接・焼鈍ができない場合には、容量オーバーによる溶接トランスの焼損が考えられます。
溶接機の機種および溶接材料の材質と寸法(断面積)をご確認ください。
-
- 溶接機の修理をして欲しい。
- 溶接機の製造番号をお知らせください。
古い溶接機ですと修理不可能なものがございますので、確認致します。また、以下2点も合わせてお知らせいただければ幸いです。
①不具合内容
②対象溶接機にて溶接を行っている材料の材質と寸法(断面積)
修理可能との判断になりましたら、弊社静岡テクノセンターにお送りください。無償で修理見積りをさせていただきます。その際に溶接材料もお送りください。溶接確認用に2m程度いただきたいです。
※修理見積り後、修理を行わない場合には、返送時の送料をご負担いただきます。
-
- 溶接サンプルを製作して欲しい。
- 溶接材料を弊社静岡テクノセンターにお送りください。
無償で溶接サンプルを製作致します。溶接条件を探る為に複数回溶接テストを行いますので、溶接材料は6m程度ご提供いただきたいです。事前に、以下4点をお知らせください。
①溶接材料の材質と寸法(断面積)
②溶接材料の形状
③溶接用途(必要溶接強度)
④溶接頻度
-
- 溶接機の機種選定方法がわかりません。
- 溶接材料の情報をお知らせください。
溶接材料の情報をいただけましたら、弊社にて最適な機種を選定致します
以下4点をお知らせください。
①溶接材料の材質と寸法(断面積)
②溶接材料の形状
③溶接用途(必要溶接強度)
④溶接頻度